『下半身・足首・脚が太い原因は浮指だった?!』
- 知らなかった真実
下半身が太い人と細い人の差は?でも書きました。
「この差って何ですか」のTV放送で、下半身が太い原因が紹介されていました。
その原因は、『浮き指』です。
浮き指とは?
浮き指=指上げ足なのですが、立った時や歩行時に、足の指が床から浮いている状態です。
足の指を使って、踏ん張って歩けない足のことです。
浮き指のチェック方法
簡単です。 足指の力を抜いて、親指を甲側に限界まで押したとき、90度以上反ってしまうのが「浮き指(指上げ足)」です。
なぜ、浮き指の癖がついてしまたのか?
- 足裏が退化した?
1番目の原因足裏の刺激不足による『足底反射障害』(そくていはんしゃしょうがい)
昔と異なり、現代人は土の上や砂利道などデコボコしたところを裸足で歩く環境がありません。歩き始めの幼児から、足を靴下で覆い、平らなところしか歩かないため、足裏の刺激不足となり、踏ん張るという反射が起こらず、足裏の筋肉が発達しないのです。
2番目の原因:「ロック歩行」
ヒール・パンプスやゆるい靴・ひものない靴などは、靴が脱げないようにと、足指を靴先の内側に引っ掛けたり、また縮こませたり、Z状にロックをして歩くため、悪い歩き癖がつき、踏ん張れなくなるのです。
3番目の原因:ヒール・パンプスなど先の細い靴
(1)と(2)の原因に伴って、弱った足が先の細い靴に二次的に合わされてしまうのです。 ヒールやパンプスを履くことが第一原因ではないのです。
女性の3人に1人、男性の2人に1人が浮き指になっているそうです。
足指の踏ん張る力が弱くなり、歩行時、本能的につまずかないようにと足指を上げたり、浮かせたりする癖が無意識のうちについてしまいます。さらにヒールやパンプス、大きめの緩い靴を履くと、脱げないようにと無意識のうちに足指を上げたり縮こませたりしてしまうのです。
こうして無意識のうちに浮き指歩行(指上げ歩き)の癖が身についてしまうのです。
指は真っ直ぐなので異常に気付きづらいのです。
なぜ、浮き指で下半身が太くなるのか。
- 浮き指は、指が踏ん張れないため、足裏が不安定
この足裏の不安定を上部で補うために、すね・ふくらはぎ・もも・お尻など下半身に負担がかかり、余分な筋肉と脂肪を蓄えて下半身が太くなってしまうのだそうです。
重心がかかとに片寄ってしまい、かかとと指の付け根で歩くため、浮き指で重心がかかとに片寄りすぎると、無意識のうちに、両ひざをピーンと反らして立つ悪い立ち姿勢が身についてしまいます。
姿勢も下半身太りの原因と言われているので、浮き指から下半身太りの悪循環が出来上がってしまいます。
原因がわかってきました。
上半身は同じような体型なのに下半身が太い人と細い人がいます。
「この差って何ですか」のTV放送では、
最初に登場した女性2人の足の指を比べてみても
脚が細い人の指は床をしっかりつかんでいるのに対し、脚が太い人の指は床から浮いていました。
カサハラフットケア整体院 院長の笠原先生によると、
笠原先生が診察した中で、
「下半身が太い」と悩む患者さんたちは、ほとんどの人が足の指が地面から浮いている状態で
実に約90%は指が浮いているとのこと。
下半身が太くなる理由の中には
- 遺伝的なもの
- 後天的な「食べ過ぎ」といった生活習慣
- 後天的な足裏異常の「浮き指」
とも述べています。
「浮き指」という癖が下半身太りに関係しているとは、思いもよりませんでした。
私もこの事実を知ってから、足指や重心を意識するようになりました。
長くなってきたので、原因が分かってきたところですが対策は別記事で書きますね。
それでは。